■個人向き格安サーバー
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├格安料金にこだわる
├簡単なCGIが使える
├Movable Typeが使える
├WordPressが使える
└複数のサイトを運営
■法人向きサーバー
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├表示速度を上げる
├できれば専用サーバー
├独自SSLを使いたい
├動画で売上アップ
└サポート体制の充実
■ネットショップサーバー
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├表示スピードが重要
├専用サーバがベスト
├EC-CUBEインストール
└カラーミーショップ
■これだけは要チェック
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├容量は余裕を持つ
├CGI利用環境
├バックボーン回線
└データベース環境
■サーバーの基礎知識
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├共用サーバーとは?
├専用サーバーとは?
├VPSとは?
└Apacheとは?
■おすすめの本・書籍
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├Perl
├Python
├Java Script
├データベース(SQL)
├Apache
└サーバー
レンタルサーバー選びチェック項目
- ストレージ容量の大きさ
- 初期費用と月額料(初期費用を見落とさないように注意)
- 転送量による課金の有無(予想外の出費になる可能性大)
- CPUの性能とメモリー容量
- 回線の速度(バッグボーン回線のスピード)
- マルチドメインの利用が可能か
- データセンターの設置場所(海外の場合は注意)
- サポート体制の充実度(ビジネスサイトの場合は特に重要)
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月額 |
容量 |
マルチドメイン |
EC-CUBE |
osCommerce |
|
1,050円〜 |
40GB |
無制限 |
○ |
○ |
|
共用SSL | 独自SSL | サポート体制 | メモリ | CPU | |
○ | ○(オプション) | 電話・メール | 12GB〜 | クアッドコア | |
ストレージ容量の大きさ
レンタルサーバーを借りて何をするかが決まっていれば、だいたいどれくらいの容量が必要のかが分かります。
個人の趣味のホームページやHTMLやCSSなどの静的ファイルばかりのページならば、それほど大きな容量は必要ありません。反対に、大量の商品を扱うネットショップなどの場合には、大きな容量が必要になってきます。
容量が足りなければ、それ以上ページや画像をアップロードすることが出来なくなりますので、全くお話になりません。最初は、それほど大きなホームページを作る気がなかったとしても、必ず追加したいコンテンツが増えていくものです。
サーバーの容量は、できるだけ余裕を持たせた方がいです。
初期費用と月額料
多くの人が、最も気になる点が料金でしょう。確かに、料金は大切ですが、多くの人が考えているように最も重視すべきポイントではありません。
さきほども述べましたが、コストを重視して安いサーバーを借りたとしても、容量が足りなくなってしまえば、そもそも当初の目的を達成することができません。
質の高いおもしろいホームページを作ろうとすると、どうしても一定程度のサーバー性能が必要になってきます。
最近では、ほんとにレンタルサーバーの料金は安くなってきていますので、共用サーバーやVPSであれば、容量や性能などを上げて料金の高いプランにしたとしても、数千円くらいで収まります。
したがって、特にホームページを使ってお金を稼ごうと思っているような場合には、あまり料金はケチりすぎない方がいいでしょう。
転送量による課金の有無
レンタルサーバーを借りるのが初めての人が、見落としがちな項目がこの転送料による課金です。
これを見落としてサーバーを借りてしまうと、後に深刻な問題が発生することがありますので要注意です。超過した転送量の分だけ追加料金が取られたり、場合によっては契約を解除されたりして追い出されることもあります。
では、転送料とは何なのでしょうか?簡単に説明するとアクセス数に比例して増えるものです。
例えば、このサイトのトップページは12KBあります。そして、ページの中に10個くらいの画像を使っており、画像ファイルの合計で500KBくらいあります。ということで、トップページ全体の容量は、
12KB + 500KB = 512KB
となります。したがって、誰かがこのサイトのトップページに1度アクセスする度にサーバーから、そのユーザーのパソコンに512KBのデータが転送されることになります。これが転送料です。実際は、ブラウザのキャッシュ機能などによりもっと少なくなりますが簡単に説明するとこんな感じです。
この転送料に制限が定められているレンタルサーバーが時々あります。例えば、月間1GBまでというような制限です。この制限を超えた場合には、別途追加料金が発生します。
安いレンタルサーバーを選んだつもりが、予想外に人気が出てアクセス数が増え、転送量を超えて追加料金を取られてしまうことがあります。これでは、結果的に安いサーバーを選択した意味がなくなってしまいます。
できれば、転送量が無制限のレンタルサーバーを選びたいところです。それが難しい場合は、自分のサイトがどれくらいの容量があって、どれくらいのアクセスがあるのかを予想する必要があります。
CPUの性能とメモリー容量
CPUは、人間で例えると頭脳の質です。当然、脳みその回転が早い人の方が仕事が早いのと同じでCPUの性能が高い方が処理速度が速いです。
メモリは、何か作業をする時の机と同じように考えることができます。机が広い方が、ペン・ノート・本などを広げて置けるので仕事の効率が上がりますよね。
したがって、料金との兼ね合いもありますが、できるだけ高性能なものを選択したいところです。
特に、CatalystやDjangoといったウェブアプリケーションフレームワークなどを使う複雑なウェブアプリケーションを作る場合には、多少価格が高くなっても高性能なものを選びたいところです。
mod_perlやmod_pythonなどのメモリを食うプログラムを動かす場合には、メモリに余裕を持たせておく必要があります。
少し技術的な話になりましたが、HTMLとCSSだけの静的ファイルばかりのサイトの場合や少しだけCGIを使うようなサイトの場合は、それほど気にする必要はありませんが、複雑なプログラムを動かすウェブアプリの場合には、CPUとメモリにはこだわりたいところです。
以前に、さくらの専用サーバー(エントリープラン)を使っていたことがあります。mod_perlとCatalystの組み合わせ、mod_pythonとDjangoの組み合わせをそれぞれ使ったことがありますが、やはり一瞬動作に遅れが感じられました。
おそらく0.5秒とかくらいの1秒未満の差なのですが、感覚的には一瞬テンポが遅いという感じがしました。フレームワークを使うようなサイトの場合には、Celeronと1GBのメモリといのは少し心細いですね。
ちなみに、さくら専用サーバー(ベーシックプラン)でメモリを8GBにすると問題なくサクサク動いていますね。
回線の速度(バッグボーン回線)
ユーザーのためにもSEOによる集客のためにも、あらゆる面においてホームページの表示速度というのは重要です。ユーザーは、表示の遅いホームページは、すぐに閉じます。そして、あなたの競合サイトのところへ流れていってしまいます。
ホームページの表示速度には大きく分けて2つの要素があります。1つは、サーバーの性能です。当然、高性能なサーバーの方が処理速度が早いので、表示速度も早くなります。
2つめは、インターネット回線の速度です。高性能なサーバーを使い処理速度を上げたとしても、その処理したデータをユーザーのパソコンに届ける回線の速度が遅ければ結果的にページの表示速度は遅くなってしまいます。
したがって、アクセス数が多かったり、ショッピングサイトなどで、サイトの表示速度にこだわりたい場合には、レンタルサーバー会社が使っているバックボーンの回線速度というのが重要になります。
ちなみに、エックスサーバーは、232Gのバックボーンを使っているらしくかなり高速です。実際にそこまでのスピードが出ていることはないと思いますが、確かにエックスサーバーは、共用サーバーのX10プランでも十分早いという印象があります。
マルチドメイン機能があるか
アフィリエイトをする場合や、ビジネスとしてウェブサイトを展開する場合、複数のホームページを作ることが多いと思います。
その時に、マルチドメイン機能のあるレンタルサーバーの場合には、1つの契約で、複数の独自ドメインで複数のサイトを同時に運営することができます。
複数のサイトを運営する場合、少し値段が高くなったとしても、マルチドメイン機能のあるレンタルサーバーの方が結果的には安くなります。
複数のサイトを展開しようと思っている人は必ずマルチドメイン機能があるかどうかをチェックして下さい。
たとえば、ロリポップですと50個まで利用できますし、エックスサーバーは無制限に利用することができます。
専用サーバーの場合は、サーバーソフトであるApacheのコードを自由に変更することができます。Apacheのバーチャルホストという機能を使えばマルチドメインは簡単に実現することができますので、専用サーバーを借りる際には、マルチドメイン機能は特に気にする必要はありません。
データセンターが国内にあるか?
レンタルサーバー会社の多くは、自社でデータセンターを所有していますが、そのデータセンターがどこに設置ていあるのかをチェックすることは大切です。時々ですが、国内の会社であるにも関わらずコストの問題からデータセンターを海外に設置していることがあります。
データセンターは、大量のサーバーをラックに納めてまとめて置いてあるコンピュータの塊のような物なのですが、大規模なものになるとバカでかい土地が必要になりまさす。国土面積の狭い日本では、どうしても土地代のコストが大きくなってしまうので、海外の田舎の安い土地などを活用してコスト削減を図っている会社が時々あります。
また、特にアダルトサイト(海外ではポルノサイトと呼ばれています)の運営をすることができるレンタルサーバー会社の場合、国内の法律を回避するためにアメリカなどにサーバーが設置されていることが多いです。
いわゆる無修正動画の配信サイトなどですね。日本に設置されているサーバーで女性の無修正動画や画像を公開することは違法ですが、アメリカなどでは合法です。そこで、日本の法律の適用を受けないようにアメリカにサーバーを設置して、そこから日本語で無修正動画や画像を公開しているのです。
アダルトサイトを運営する場合などは、むしろ海外のサーバーを使う方がいいのですが、通常の国内でも合法なサイトを運営する場合、海外に設置されているレンタルサーバーを使うと、いくらインターネットが高速とはいえ、地球の裏側までデータが行ったり来たりするわけですから、どうしても表示速度が遅くなってしまいます。
海外のサーバーは、日本では考えられないくらいの高性能なサーバーを低コストで使うことができますので、弊社でも海外のサーバーをいくつか使っています。その実際に使っている経験からしても、やはり体感できるくらいページの表示が1テンポ遅いです。
したがって、アダルトサイトを運営したりするので無い限り、絶対にデータセンターが国内に設置されているレンタルサーバー会社を選びましょう。SEOの高度なテクニックとして、海外のレンタルサーバーを活用する方法があるのですが、そのことについては無料メルマガなどで配信しています。ライバルに負けない高度なSEO技術に感心のある方はトップページの無料メルマガ登録フォームから登録して下さい。
ホームページには載せられないような話を定期的に配信しています。
サポートが充実しているか?
レンタルサーバー会社のサポート体制ですが、レンタルサーバーを選ぶ際には実はそれほど気にする必要はありません。
専用サーバーの場合には、ほとんど全て自分で管理することになりますし、共用サーバーの場合でも、扱いに慣れてくるとサポートを必要とすることは、ほぼ完全に無くなります。
サポートが必要なのは、初心者がはじめてレンタルサーバーを利用する時に、やり方が分からないとか、初めてのレンタルサーバー会社を使う時に、管理画面の操作方法が分からないという時くらいです。
また、分からないことがあれば、グーグルなどで検索すれば大体のことは出てきます。各レンタルサーバー会社も、FAQコーナーなどを充実させることで、簡単に利用できるように努力しています。
したがって、サポート体制というのは、比較のポイントではありますが、それほど重用性の高いものではないと考えています。
停電やシステムトラブルなどの緊急事態が発生した場合に、迅速に対応してくれるような最低限のサポート体制が整っていれば問題ないと思います。普通のまじめなサーバー会社であれば、この程度のサポート体制は整っているでしょう。
オールマイティに対応できるエックスサーバーがおすすめ! |
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月額 |
容量 |
マルチドメイン |
EC-CUBE |
osCommerce |
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1,050円〜 |
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無制限 |
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○ |
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共用SSL | 独自SSL | サポート体制 | メモリ | CPU | |
○ | ○(オプション) | 電話・メール | 12GB〜 | クアッドコア | |